会員からのお知らせ
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今回は「認知症のケアの基本」
～まずは認知症の世界にお邪魔させてもらうとところから～をテーマとして、

広島県介護福祉会　会長　トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校　
学長　吉岡　俊昭先生をお招きしご講演頂きました。

①認知症の人と関わる前提として
・認知症の人と言って特別視する必要はなく、通常に接する事が大事。

②介護職員が大事にしなければならない事
・居心地の良い環境づくり
・その方の役割を奪わない
・人と人との繋がりを絶やさない
・記憶は消えるが感情が残るので大事にする

＊ヘルパーは関わる事で、家族のきずなが切れてはいけない。
家族の人と接する時、プラスの部分を伝え家族の安心感をもってもらう。

③認知症の方は自分が少しづつおかしくなっている感覚がある。笑顔は相手を見て意図的に作っている。

④本人のプライドは傷つけない。

⑤ありのままを受け入れる。
何か問題行動を起こすことはその人なりの理由がある。

＊認知症の方の問題行動を問題と思って取り上げない。
問題行動を分析してその人の思いを探り対応する事が大事である。
介護側の価値観を押し付けない。

先生のお話はとても分かりやすく、体験談も聞かせていただき利用者の事を第一に考え支援されているのだと感じました。とても、有意義な研修でした。