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- 2021年12月22日 12月13日に県北ブロック開催しました。
12月13日に県北ブロック開催しました。研修会・イベント
- 【開催日】
- 12月13日(月)
- 【担当】
- 県北ブロック
2021年12月22日(水)
投稿者:ホームヘルプセンターみよし南
12月13日に県北ブロック研修会を開催しました。
今回は安全を確保しての移乗・移乗をテーマに
学校法人古沢学園 広島医療保健専門学校
理学療法学科 平岡 一志先生を講師としてお招きしご指導いただきました。
まずはじめに・・・
①重心や支点の位置を考える
・体のどこで重みを支えているかを考えてみましょう。
→重みがかかっている所は動きません。重心を移動させ、圧を小さくすることで体は動きます。
立ち上がりを楽にする3要素
②立ち上がり動作~移乗動作を介入する前に~
・体を前屈にする。
・足部を後方へ引く→足部が前方に位置した場合には前屈角が大きくなる。
・坐面を高くする。
③重心からの垂線が指示面のどこに落ちるかを考える
・支持基底面であれば重心からの垂線がどこに落ちようとも、比較的安定する。
・支持面周囲の体重支持できる範囲での重心移動における生体反応→内在的筋活動優位
・体表支持を越える重心移動下での生体反応→姿勢反射(反応)優位
④支持面は変化する
・痛み・筋活動の変異により支持基底面は変化する
・変化した面に重心が落ちる点をイメージする。
上記の事を考えながら、
①トランスファーボードを使用して車椅子移乗
②ベット上での平行移動
③床からの立ち上がり 等介助方法を教えて頂きました。
実際現場でも「床からの立ち上がりが難しい・・。」「ベッドの平行移動が難しい・・。」
「腰に負担が来る・・。」等声がありました、平岡先生に教えて頂き、とても勉強になりました。