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　「排泄ケアの基礎・基本」～正しい知識と技術で恥ずかしいを守るケアを～
をテーマに，トリニティカレッジ広島医療福祉専門学校　介護福祉学科学科長　吉岡　俊昭　先生（広島県介護福祉士会会長）にご指導いただきました。

　はじめに『食事介助』についての座学があり，食事はその人によって“おかずから食べる人”や“白米から食べる人”，さらに“三角食べをする人”や“ばっかり食べをする人”など，好みや癖も千差万別で，単に「食事を食べさせればいい」というものではありません。
　また『排泄介助』についても，本来ならトイレで排泄するものですが，“オムツに排泄”したり，“寝たまま排泄”する行為は難しく，ましてや“他人に見られながら排泄（見守り）”するという行為は誰もが恥ずかしいと思うことでしょう。
　介護側の都合ではなく，利用者側の立場に立ち，「恥ずかしいを守るケア」ができるようにヘルパーとしての正しい知識と技術を養い，その人は“なぜ介助が必要なのか？”“今までどのようにしていたのか？”など，その人を深く知ることで『その人らしい介助のやり方がある』ということを改めて学ぶことができました。

　今年度の新任訪問介護員研修は今回で終了しましたが，自主研修会（11/4開催）やサービス提供責任者研修（12/17開催）も予定していますので，是非ご参加ください。